男女平等参画推進図書 貸し出しのご案内

・図書を借りたい方は1階事務所で手続きを行ってください(本人確認書類を持参してください)
・ミンクール1階ロビーに図書の見本を展示しています


本の題名 著者 出版社 内   容
「これからの男たちへ」 太田 啓子 大月書店

「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる?わが子をセクハラ加害者にしないためには?

性差別に怒りを燃やしつつ男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。対談=小島慶子(タレント・エッセイスト)、清田隆之(桃山商事代表)、星野俊樹(小学校教師)

 
「万引き老人」 伊藤 ゆう 双葉社 老後貧困、貧困老人といった言葉が流布する現代社会。高齢者世代の「困窮」は、万引きの現場に目を移すとその輪郭をハッキリと現す。万引きに走る原因は収入、貯蓄の不足、無収入といった金銭的な困窮はもちろんだが、孤独感や疎遠な家族関係といった心の寂しさ、肉体的な病気や心の病などの苦しみから物を盗む老人が急増している。捕まえて話を聞くと、それぞれが抱える身の上話に思わず同情することもあれば、あまりの身勝手さに怒りに打ち震えることも。凄腕万引きGメンが明かす老人万引き「現代ニッポン孤独な心」の現場リポート。
「母・娘・祖母が共存するために」 野ブタ さよ子 朝日新聞出版
本書では娘、母、祖母の3世代と家族という視点を入れ、団塊女性に象徴される母親のかかえる困難さに言及する。
そして女性だけの問題にとどまらず、父親(夫)である男性、息子と母と関係にもふれる
「イラストで学ぶジェンダーの話
みんなと自分を理解するためのガイドブック」
アイリス・ゴットリーブ フィルムアート社 本書ではクィア作家でアーティスト、そしてノンバイナリー(性別二元論に収まらないジェンダー)を自認する著者が、歴史、科学、社会学的な事象を通じつつ、実体験を交えながらジェンダーにかかわる様々なトピックについて丁寧に解説していきます。
「男の子になりたかった女の子になりたかった女の子」 松田 青子 中央公論新社 コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親、つねに真っ赤なアイシャドウをつけて働く中年女性、いつまでも“身を固めない” 娘の隠れた才能……あなたを救う“非常口”はここ。『おばちゃんたちのいるところ』が世界中で大反響の松田青子が贈る、はりつめた毎日に魔法をかける最新短編集。
「女たちのポリテクス
台頭する世界の女性政治家たち」
プレイディみかこ 幻冬舎 近年、世界中で多くの女性指導者が生まれている。アメリカ初の女性副大統領となったカマラ・ハリスに、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)ら各国首脳たち。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めていったのか。その政治的手腕を激動の世界情勢と共に解き明かす。
いっぽう、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。
コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化し、フェミニズムの機運高まる中「女たちのポリティクス」はどう在るべきか。その未来も照らす1冊。
「DV・性暴力被害者を支えるためのSNS相談」 社会的包摂サポートセンター 赤石書店 DV・性暴力被害の当事者は、SNSのなかにいる――コロナ禍でいっそう高まるSNS相談のニーズに応えるために、ノウハウやデータ、民間シェルターが蓄積してきた深いスキルも盛り込み、被害者を支えるために不可欠なエッセンスをこの一冊に集めました。
「さよなら、男社会」 尹雄大 亜紀書房 僕らはいい加減、都合のいい妄想から目を覚まさなければならない。
圧倒的な非対称を生きる僕らは、どうしてその事実に気づけないのか。
真に女性と、他者とつながるために、乗り越えねばならない「男性性」の正体とは何か。
50歳となった著者が、自らの体験を出発点に「いかにして男はマッチョになるのか」「どうすれば男性性を脱ぎ去ることができるのか」を問う。
「シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか」 中囿 桐代 勁草書房 日本のシングルマザーの就労率は非常に高いが、その貧困率は50%を超える。面接調査等を通じシングルマザーの「働いても貧困」の要因は長時間労働や転勤を前提とした日本の雇用システムにあること、能力開発を中心とした支援では問題は解決しないことを明らかにする。シングルマザーの中長期視点でのキャリア形成を問う出色の書
「今どき防災バイブル
家族と自分の命をつなぐ最新情報」
富川 万美 監修 主婦の友社 子ども、老親、ペットなど家庭を守る女性に向け、災害に対する対策アイデアや、被災時の対策をイラスト入りの一問一答形式でわかりやすく解説した本。地震、津波、火事、台風、豪雨など今日起こるかもしれない多くの災害に対応。災害が起こる前に普段から用意したいこと、実際に被災した際の行動、避難生活のリアル情報、被災後のきになる補償を紹介
「老親の介護で力尽きるまえに」 門野 晴子 日本経済新聞出版社 元練馬区の職員いわく。「ほとんどの人が議員のコネを使っているんですよ。議員のお声がかりだと、上から下までいっせいに動きますからね。
何党でも関係ないみたい」(39ページ)ノルウェーには本当に汚職がないのですか?「ありません。絶対にできないのです。
情報公開制度が徹底していて、国民の監視体制が完璧にとられているからです。」(227ページ)など、テレビや新聞では伝えない本音の情報が新鮮です。
「百歳人生を生きるヒント」 五木 寛之 主婦の友社 いま、日本という国は、未曾有の長寿時代を迎えています。
これまで誰も考えもしなかった「百歳人生」という大海を、海路をもたずに航海しなくてはいけないのです。経済的に、どうしたら生活できるか。衰えていく体をどうするか。
介護はだれがしてくれるのか。そこあるのは、悠々自適の老後という牧歌的な世界ではなく、あとの50年をどう生きるかという、重苦しい課題なのです。
ここに、これまでの古典や哲学、思想、人生論をそのまま当てはめることはできません


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